2013年03月19日

蔓(つる)

最近の若い子はキレやすい。小さな事でもキレる。

キレる=怒るという事は許容範囲を超えるという事だと思う。
何故、こんなに許容範囲が狭いのか、心にゆとりの無い時代ではないと思う。

むしろ、戦後の方がゆとりが無いはずだろう。

そう考えると、ゆとりではなく我慢・忍耐という事になる。
また、集団意識よりも個人的感情が優先されているからではないかと思う。

我慢できず感情が先走る若者。

添え木の無い蔓(つる)が周囲を巻き込みながら楽な方向に伸びる様に

最近の若者も自分の意見に同調しない者や気に障る者は避け楽な方(同調する方)にのびて行く

そこで起きるのは同類の集結。

すると同じ価値観であるが故に、正しくない事であっても周囲の意見(自分に同調)した答えが正しい答えであると置き換えられてしまう。


同類の集結社会が成り立ってしまっている現実がそこにある。


言わば、我儘っ子独自の社会。


まさに、「水は方円の器に随う」だと感じる。


我慢できない(キレやすい)若者を添え木の無い蔓と例えたが、そんな蔓の種をまいた者の責任が一番大きい。

子は親の鏡とも言うが、親の教育や愛情で子供の人生は大きく変わる。

その子の今の現実を作ったのは言うまでも無く親。


ズレた教育がズレた子を作り、それが当たり前の様になりズレたCM(某スーパー)までも流れる現代、「硬い」「厳しい」「昔の考え」と言われても、そろそろ正す時なのではないかと僕は思う。


蔓(つる)


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Posted by 阿部由明 at 19:20│Comments(0)心の学校
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