環境がつくる落とし穴

阿部由明

2013年01月31日 08:00



マウスを使いある実験をしたらしい。

その実験とは「決められた時間(位置)に餌を与え続けるマウスと迷路の様に仕切り餌を探させ餌にありつく」という2パターンの実験



決められた時間(位置)に餌をもらっていたマウスを迷路へ入れると他のマウス(迷路で育ったマウス)と比べ餌に辿り着く時間が大幅に遅かったという。


つまりこの実験から言える事はマウスは環境に合せた生活により餌の探し方(能力)が低下したと言える(環境に順応した)


私たちは平和で豊かな日本(時代)に生まれた。

日本人は豊かな事が当たり前


スイッチを入れれば電気がつくし蛇口をひねれば水が出る


マウスの実験の様に明日から何もない状態でアマゾンの奥地で生活するとしたらどうだろうか。


ティッシュはないが豊かな木々の葉があるし肉食系の動物も沢山いるので栄養の心配はない。

ま、順応できればの話であり郷に従う事ができればだが。


この様に環境が当たり前という認識でいる人は沢山いる。
他人に言われたりTVで難民の生活を見たときだけ「可哀想だな、自分はなんて豊かな生活なんだ」と思い知らされる。


しかし、そんな感情も翌日のニュースの様に押し下げられる


豊かな国で傲慢な人程そうではないだろうか


また、嫌な出来事があると「なんで自分はこんな思いをしなければならないんだ。」と思うかもしれない。

まるでこの世で一番不幸にでもなったかのように。


もし、全世界不幸ランキングがあったら、その不幸は何番か?

で、今の自分が世界で何番目に不幸なのか?


冷静になって考えてみれば、大した不幸でもなく他人の出来事と比べれば問題ではない場合が多い


この様に当たり前の環境が人の視野を狭くし心の闇(病み)を生み出すのだと思う


いかに幸せな環境か、今の生活に感謝して一日を大切に生きたいと思う



という事で今日も当たり前の小さな幸せに感謝して頑張りますか。



皆さんの一日が素敵な一日になります様に☆

1月31日 おはようございます♪


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